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2011年04月11日

3.11 - 4.11

3.11 - 4.11

希望の種

3.11の地震から早くも1ヶ月が経ちました。
未だにテレビで映っている大津波の光景が日本で起きた事とは思えません。
あの9.11の時に僕たちの目に映っていたような現実とは思いがたい映画に似た感覚を感じます。

丸山住宅の仕事をしてくれている佐藤大工さんの親方の実家が宮城にあり、先々週から宮城の親戚のもとに行かれています。
ご実家は、一時行方不明となったJR仙石線の列車が見つかった辺りで津波の被害が受けた地域のようです。
高台に会った佐藤さんの実家を含めて数件は残ったそうですが、その他の全ての家が流されていたそうです。
テレビの画面からでは感じる事が出来ない悲惨で過酷な現実が、そこには広がっていたそうです。

昨年、彼女の絵に惹かれて購入させて頂いた画家の大河原愛さんは、新潟のNPOと協力をとりながら、
被災地に物資を届けるボランティアをしているそうです。何も出来ない僕は、ただただ頭を下げる事だけしか出来ません。



そんな中、
先日、友人から奥さんが妊娠したと暖かいニュースを頂きました。
まだ産まれるまで半年以上ありますが、とても嬉しいです。

そして、昨日、妻の元上司でいつも親しくして頂いている平井夫妻には、
待望の赤ちゃんが産まれました。




村上龍氏がニューヨーク・タイムズへの寄稿文でこんなことを書いています。
ー危機的状況の中の希望ー
私が10年前に書いた小説には、中学生が国会でスピーチする場面がある。「この国には何でもある。本当にいろいろなものがあります。だが、希望だけがない」と。
今は逆のことが起きている。避難所では食料、水、薬品不足が深刻化している。東京も物や電力が不足している。生活そのものが脅かされており、政府や電力会社は対応が遅れている。
だが、全てを失った日本が得たものは、希望だ。大地震と津波は、私たちの仲間と資源を根こそぎ奪っていった。だが、富に心を奪われていた我々のなかに希望の種を植え付けた。だから私は信じていく。


まだまだ被災地は、福島原発や震度5を超える余震など深刻な状況が続いているので、
不幸な事を考えてしまいますが、僕たちの周りには次を担う希望の光が芽生え続けています。
それを絶やさないために僕たちが自分が今、出来る希望の種を植える必要があると思います。


大河原愛
http://www.aiohkawara.com/
村上龍 ー危機的状況の中の希望ー
http://www.timeout.jp/ja/tokyo/feature/2581


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