「びゅうお」だけに風がびゅうびゅう吹いていました

丸山住宅

2010年01月13日 12:10




沼津港大型展望水門「びゅうお」に行ってきました。
近くに現場を見ながら初めてびゅうおに行ったのですが、風がすごい!波も高波になっていました。
写真を撮っていても強風で体ごと海に持っていかれそうでした!
危ないので、みなさま気を付けて下さい。






つぶやきvol.03。高波と津波の違い!
高波は海面上に風が吹き波を高くします。強風ほど波が高くなります。
それに対して津波はご存知の通り、地震によって起こります。地震の大きさにより波の高さが違います。
では問題
日本の反対のチリで地震が起こると日本の太平洋側に5〜10mの津波が到達すると言われていますが、海上(例えば、海岸から数千キロ離れた場所)ではどうなっているでしょうか?
海岸線と同じように5〜10mの津波でうねっているでしょうと思いますか?
チリ地震が300年に一度起ころうとしています。すでに300年が経っているようなので、重要な問題です。

答えはつづきに!
「答え」
沖合は深いので、あまり波がたたない。

下の図をご覧下さい(ちょっと書いてみました)。
地震が発生し、地震エネルギーが海水に伝わります。地震エネルギーは放射状に広がるので、まず最初に発生地付近のチリに大きな津波が起こります。
放射状に広がるので、反対側(日本)にも同じように伝わります。太平洋を渡り、日本に伝わり、津波が起こります。
重要なのは水深です。沖合は深く、沿岸は浅い。エネルギー量が沖合と沿岸と同じならば、深い程海面に出にくく、浅い程スピードも遅くなり、エネルギーが溢れ出して波となり表面に出てくる。

一応、建築が専門で海については、ちょこっと習った程度なので、補足、修正するところがあれば教えて下さい。



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